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通勤大学MBA〈5〉コーポレートファイナンス
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人気ランキング : 47,695位
定価 : ¥ 872
販売元 : 総合法令出版
発売日 : 2002-08 |
コンパクトで、一気に読める。ファイナンスの役割、貨幣の時間的価値からはじまり、キャッシュフロー・リスク・資本コストと続く。資本コストの章の中のWACC(加重平均資本コスト)の節でここで基礎編が終わる。次に活用編として投資の意思決定手法として正味現在価値法、内部収益率法・回収期間法等が解説される。企業価値の計算方法・実例EVA、MVAと続く。最後の章の資本構成と配当政策では、MM理論が解説される。短時間でコーポレートファイナンスの概要をつかむのに良い。
現実の資本市場ではMM理論が想定していない法人税の存在と倒産の可能性があるので「実際には、返済が安全確実にでき、資金繰りに行き詰らないといった2つのポイントを前提に同業他社を参考にした上で資本構成が決まっている」と、実務面にも配慮した記述となっている。
経営大学院でコーポレートファイナンスを学んでいるものとして一言。
授業で使われるテキストは分厚く、内容も多岐に渡っている。まして英語で書かれているとなればどうであろうか。なかなか授業についていくのも大変なのである。
また学部時代にファイナンスを学んでいたり、銀行や証券などの金融業に従事していた人ならいざ知らず、このどれにも該当していない人にとってコーポレート・ファイナンスは難儀する科目であろう。
本書はそういう状況に置かれて苦しんでいる初学者が基礎概念を理解するのに適している本と言えよう。ページ数も少ないので、1日あれば読破できる。分からなければまた読み返すことも出来よう。本書で大まかな理解を得てからもう一度コーポレート・ファイナンスの専門書に戻ればよりよく理解できること請け合いである。
本書は飽くまで導入部分であり、基礎概念の理解の為と割り切って読めば非常に有意義である。ただし、実際のコーポレートファイナンスを理解するためには、財務・会計の知識はもちろん、統計学の回帰分析や数学モデルの線形計画法などの知識が必要であることも忘れてはならない。
●個別のコンセプトの詳細を知りたい人⇒2つ星
●各コンセプト概要とそれが必要な理由を知りたい人⇒3つ星
●体系的な科目の位置づけと全体と各所のつながりを概観したい人⇒4つ星
●科目の大きな目的とを理解し、各コンプトを掘り下げるための目次がわりの辞書がほしい人⇒5つ星
結局、その人の目的によって本の評価もかわるということ。
本を探すときその本でどのようなことを一番得たいと思っているのかの目的を明確に確認することが1番後悔しない方法だろう。
正味150ページ。新書サイズ。おそらく日本で発売されているコーポレートファイナンスのテキストの中で最小なのではないでしょうか。最小ということは、情報は限られたものになります。これ一冊でMBAのファイナンスがマスターできる、なんてことはありえないと思います。しかし、いきなり分厚いテキストからはじめるというのも考え物。ファイナンスという分野はこれからいっそう需要が高まる分野だと思います。マスターできれば、間違いなく強力な武器となるでしょう。こう考えた時、やる気のある、まじめな人ほど定評ある500ページはある大分なテキストを購入し勉強し始め、その難しさに本棚へと返却してしまう。こういう人、私の周りにかなり多く存在します。日本でファイナンスという分野がはっき!と認識されておらず(ファイナンスと金融論、財政論の違いが分かる人が果たして何人いるでしょうか)、テキストも良書といわれるものはほとんど翻訳モノです。アメリカのテキストは確かに面白いし、理解もしやすい。でもこれは原著で読んだ場合に言えることであって、翻訳版ははっきり言って分かりにくいです。日本にファイナンスの専門家といえる方があまりいらっしゃらないので、仕方がないのかもしれませんが、他の分野の翻訳に比べてレベルが落ちます。と、要するにファイナンス初心者が、本格的なテキストに手を出して成功する確率はきわめて低いということなんです。そんな時、本書が役に立ちます。本書で紹介されている内容は、ファイナンスのイントロダクションです。基本中の基本です。確かに数式は!たくさん出てきますが、文系大学出身の方でも対処できるものだと思います(私は何とかなりました)。この本を、ファイナンスという分野をマスターするための踏み台にして、この本を終えた後、「現代ファイナンス論(原著名:Finance)」などの、MBA定番テキストに進めば、無理なく吸収することができるのではないでしょうか。最後に、この本を読みながら、Excelと数学の基礎知識を吸収することをお勧めします。ファイナンスという分野において、この2つは不可欠なものです。健闘をお祈りします。
通勤大学シリーズの殆どを読んでいる私だからこそ、敢えて厳しい評価をします。
コーポレートファイナンスの全体像を、このサイズで語るのは少々無理なのではないでしょうか。
せめて(1)(2)と分けたほうがよかったのでは?
編集方針も有るのでしょうが、あまり固執するのも如何かと思います。
私は極めて中途半端なものだと思います。
私にしては珍しく星は2つにします。
出版社の方、ゴメンナサイ。