宅建、TOEIC、ケアマネージャーから建築士まで!
ケアマネージャー>toeic宅建の解答速報から建築士から福祉に渡る話題まで

老いる準備―介護することされること

老いる準備―介護することされること

人気ランキング : 1,868位
定価 : ¥ 1,680
販売元 : 学陽書房
発売日 : 2005-02

価格:¥ 1,680
納期:通常24時間以内に発送
オススメ度

私は30代の若造、女性です。
結婚して、子どももいますが、仕事も手放せません。
今まで、ジェンダーフリーの問題に、多少の胡散臭さを感じつつ、
しっかり影響を受けてきました。
今回、上野さんのこの本を読み、女性問題に感じていた
胡散臭さの理由が、やっとわかりました。
「女も男と平等の存在だから、男と同じように働ける」というのが、
今まで私の感じていた「ジェンダーフリー」の方向ですが
「女は弱い存在だ。でも、弱いからといって、男のいいようにされていい存在ではない」というのが、上野さんの発想です。
「この」「女」を「高齢者」に置き換えると、今の介護の問題が見えてきます。
年老いて、実も心も弱ったとしても、
人は人格を守られ、ケアされるべき存在だということを、
ピシッと語っている本です。
介護する側への視線や提案も、温かく具体的で、本音に満ちています。
特に、「頑張る嫁」に対してのアドバイス部分は、
介護者(お嫁さん)だけでなく、家族のすべてに読んで欲しいと思いました。

オススメ度

フェミニズムの旗手であった著者は、一〇年ほど前から障害者、介護の世界でも調査研究、発言をしていた。昨年、障害者問題で『当事者主権』(岩波新書)を中西正司氏と出した。今回は介護の問題で成果を世に問うた。
フェミニズムは、弱者は弱者なりに尊厳を守られるべしという主張を訴えた運動であったという。それが、女性も男性と同様な強者になるべしという主張に流れて、誤った。障害者たちはその自立運動で、そのままの状態で尊厳を守られるべしと主張して一定の成果を収めた。高齢者問題も、それにならうべしというのが本書の主張である。
高齢者が生涯現役を誇ったり、直角死を言ったりするのではなく、たとえば認知症になっても尊厳は守られる社会制度と仕組み、思想を確立する努力をしようと呼びかけている。
評者は、72歳になる。元気なうちは自分なりに活動し、しかるべき身心状況になれば尊厳を人に守ってもらって果てて行きたい。そのために著者らの運動に賛同する。
この本は、これから、介護の世界で介護者、高齢者、その予備軍に「原点」として読み継がれてほしいと思う。


 
 
 
売れ筋商品
このページの情報は
2006年3月6日3時17分
時点のものです。

このページのトップに戻る
『資格の情報サイト』はAmazon.co.jpのウェブサービスによって実現されています。
Copyright 2005 資格の情報サイト All rights reserved.